メモ
2013.03.04
 面白かった。
 社会的階層間での言語の違い、地理的へだたりによる言語の違い、性別による言語の違い、国による言語の違い、互いに違う言語を母語とするひと同士が出会った時に生まれる言語。

 1974年にイギリス人学者が著した社会言語学の本の翻訳で、やっぱり例に挙げられるのは英語が多く多少なりと英語がわかっていないと理解が難しいところがあるけど、まあそれはそれとして、とても興味深いことがたくさん書いてあった。
 やっぱり言語学の勉強はしてみたい。

 この本の素晴らしいところは、訳者あとがきで土田滋さんも言っている通り、とても平易でわかりやすいところ。言語学や社会学を知らない人間にも確かに理解できるところ。