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ヒットマン
Hitman
2007年  アメリカ
監督 : ザヴィエ・ジャン
キャスト : ティモシー・オリファント / ダグレー・スコット / オルガ・キュリレンコ / ロバート・ネッパー / ウルリク・トムセン / ヘンリー・イアン・キュージック
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 幼いころから施設で暗殺者として育てられ、スキンヘッドの後頭部にバーコードの刺青をいれた47。彼に名前はなく、ただ番号でだけ呼ばれる。いつもと変わらず仕事を片付けた夜、仕事を見られていた、目撃者を暗殺しろという連絡が入る。その夜から、彼は組織から追われる身となった。何が起きたのか、誰が裏切ったのか。彼はたったひとりで立ち向かう――。

 上質のB級映画を観たなあ、と思う。こういう映画はとても好き。ストーリーにしのごの言わずにアクションシーンを楽しむのが一番だと思う。へたに、ちょっといい話、とかを織り交ぜようとする方が失敗する。
 主人公の47の性格が真面目実直で好感度が高かったことと、ヒロイン役の娼婦がとても可愛かったことも、この映画を好きになれた理由。弾丸が飛び交うシーンも刀での戦いもすごくいい。でも、昔からずっとそうなのだけど、こういう映画の肉弾戦のシーンはなぜか笑ってしまう。ビシーッビシーッと決まりすぎるのが、かえってユーモラスに見えてしまうのかも。たぶん、私だけの感覚だと思うけど。
 一緒に観にいった友人は、ちがうエンディングでもよかった気がする、と言っていたけど、私はあれはあれでいいんだと思っている。
2008.04.13