沙々雪
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2006.08.21
「孤宿の人」の下巻が三分の一にさしかかりました。加賀さまとほうの間を流れる空気や思い、言葉でない部分のやりとりがいとおしく、だからこそ、加賀さまの胸のうちが悲しくもなります。自分はいま生の暮れにいるのだと、己で決めたそのときに、幼く無垢なほうにふれ、加賀さまがなにかの変化を得はしないかと、期待するような願うような思いです。