メモ
2006.09.16
 久々に晴れ…というのに、今日はバイトにて一日屋内におりました。家からバス停までが、ささやかな太陽お楽しみタイム。初めてFINEのお天気アイコンを使えてうれしいです。

 「流れ星が消えないうちに」、ぐんぐん進んでいます。丁寧に読みたいと思いながら、早く早くと進んでしまって。もう半分を過ぎようとしています。「ひょろりとした体で、ひょろりと立つ」加地君の姿がふと頭に浮かんで、くすりとしました。
 この小説にただよう雰囲気はなんでしょう。綺麗で、寂しくて、嬉しくて、はしゃいでしまいたくて、そしてかたちのない。夕日に伸びる影を、自分の影かと疑う、そんなふうにふと似せに感じてしまう世界の中で、ふたりはやっぱり本物なんでしょう。彼女たちにもたらされたものは、その原因が喪失であるからこそ、忘却という「失うことによる救い」は望めない。なら、その先にあるものは? そもそも、先とは?

 高校時代、天文部に所属していました。先代の先輩方が作ったもので、私たちの代は製作に関わることはありませんでしたが、プラネタリウム、ありました。あの星空は、決して忘れません。流れ星マシン、いいですね。思いつきもしなかったです。