メモ
2006.10.10
 昨日、「13ヵ月と13週と13日と満月の夜」を読み終えました。土、日、月とバイト詰めだったため、疲れて昨日のうちにはメモを書けなかったのですが…。
 深いなぁ、と思いつつ、深いと感じられるような年齢になってから読んでいることが少し寂しくもあります。こういう本って、子供のころに「面白い!」って感じながら読んで、数年ごとに読み返し、感じ方が変わってゆく…というのが、一番な気がします。
 この物語は、カーリーとメレディスはかわいそう、私はこんなことにならなくてよかったわ、では終われない。彼女たちは唐突に理不尽に、おばあちゃんになってしまったけれど、そこには、今は若いひとたちもみんな行くのだから。時間をかけて、そして確実に。彼女たちが経験した体と世界は、ファンタジーではなくリアルなのだ。
 著者あとがきでシアラーさんが語った、この物語が生まれたきっかけ。この物語のテーマは、そこに凝縮されていると思います。
 …なんて、いろいろと書いてはみますが、結局のところ、面白いのでおすすめです! の一言で充分なんですよね。

 さて、「レインツリーの国」、おすすめありがとうございます。「図書館戦争」を書いた作者さまなんですね! 「図書館戦争」は書店でみかけて気になっていたのですが(本好きならおそらくほとんどの方が気になっちゃうタイトルじゃないですか、これ?)、「レインツリーの国」というのは知りませんでした。「図書館内乱」の中に出てくる小説、なんですね。…もしかしたら、「図書館戦争」と「図書館内乱」を読んでから、「レインツリーの国」を読んでしまうかもしれません。きっと「レインツリーの国」だけ読んでも面白いのだと思うのですが、背景というか、作品が生まれた場所を見てみたいというか…!
 そして、そのさらに前に「チョコレート・アンダーグラウンド」と「スノードーム」を読ませていただこうと思います。9月13日のメモ で言っていたシアラーのサイン本プレゼント企画、10月末日が締め切りなのです…。きちんと4冊とも読み終えてから応募したいので、「レインツリーの国」、実際に読み出すのはちょっと先になってしまいそうです。その分、期待をふくらませていようと思います。
(ついでに言うと、「塩の街」とか「空の中」とかも知ってました。こう考えると、知ってはいても読んでいない本って大量にあるんですね…。)

 以下、私信
 玲さんっ、メールありがとうございます! ここのところゆっくりお話する余裕がなく、メールしたいよー、したいよーと思いながら、うんうんうなってました(笑) 近いうち、長々としたメールが行くと思います。感想も書きますよー! 取り急ぎ、こちらでお返事失礼します。