メモ
2006.10.27
 今月は、やけに読んでいる本の量が多いです。読みやすい本ばかりが並んだのも理由の一端ではあるのですが、やっぱり秋って読書に向く季節なんでしょうか。

 昨日、今日と「青空の卵」「仔羊の巣」を読了しましたが、この2冊は同じシリーズになります。次の「動物園の鳥」で三部作完結になります。
 正直な話、全体にもっと練りどころはあるし、素直に「面白い!」というには粗が目立つ小説です。なのに三巻読みきる気になったのは、主人公の鳥井が理由です。彼のキャラクターが、私にはどうにも捨て置いていられず。思わず、という感じで続きを読んでいます。