メモ
2006.11.29
 先月の末ごろにインターネット上の篆刻はんこ屋さんに蔵書印の作成をお願いしていました。デザインのやりとりを数回繰り返し、納得して彫り始めて頂いたのが今月の6日。
 昨日手元に届いて、今日初めて蔵書印を捺しました。
 蔵書印が欲しいな、と初めて思ったのは実は数ヶ月以上まえで(具体的に調べたのは、であって漠然とはずいぶん長いこと考えていました)、そのときは、本にインクをつけるというのが「汚す」という感覚とつながってしまってやめにしたのです(本に書き込みをするのが出来ないたちです。小さいころはよくやってましたが)。
 が、今回改めて調べてみて、やっぱり欲しいなぁ…ということで、思い切ってお願いしたわけです。
 実際に捺してみると予想以上に満足感があって、ちょっとびっくりしました。私はもちろん本を通して知る世界や物語が好きなわけですが、それと同時に「本」というもの自体にも思い入れがあります。そういう方には、蔵書印っておすすめです。おすすめしても仕方ない気もしますが…。
 ちょっとした贅沢ですが、こういう心地いい贅沢は大好きです。