メモ
2007.03.01
 昨日の書ききれなかった話の続きです。

 書店にて、昨日「yom yom」のVol.2を買ってきました。これは、今おすすめいただいてる本をすべて読みきって、その後「家守綺譚」を読んで「yom yom Vol.1」の読み残しを消化したら、手をつけようと思っています(「yom yom Vol.1」読み残しの話は、1/20のメモ にて)。
 ふたつ、みっつ記事を拾い読みしましたが、今回も楽しそう。

 さらに、店頭で「ロリヰタ。」の文庫版を発見し、その装丁の綺麗さに感激しました。レーベルを確認すると、新潮文庫。さすが新潮! と、大いに納得しました。
 基本的には文庫派のわたしですが、どうしてもハードカバーを譲れないときもあります。それはやはり、デザインに左右されてのこと。嶽本野ばらの本はその典型のひとつでした。
 というのも、「鱗姫」を筆頭に、今までの嶽本野ばらの文庫本の装丁はあまりに気に喰わないものばかりだったからです。ハードカバー版だとこんなに素敵なのに文庫だとどうして…と、疑問に思うくらい。
 嶽本野ばらの小説の性格を考えると、なおさら気に入らない装丁の本を買いたくない。デザインにはどうしてもこだわりたい。ということで、嶽本野ばらの本はすべてハードカバーで集める気でいました。
 そんな中で、「ロリヰタ。」文庫版のハードカバーに優るとも劣らない表紙を見て、本気で感激したのです。調べてみると、「シシリエンヌ」も新潮社から出していました。こちらもかなり気になっていた小説なので、文庫化を楽しみにできそうです。
 やっぱり、せっかくなら満足のいく装丁で手元に置きたいと思ってしまいます。