メモ
2007.10.11
「雨柳堂夢咄」をおすすめいただき、ありがとうございます。今日さっそく書店まで足を運んでみたのですが、一巻だけが品切れになっていました…。明日、別の書店に行ってみようと思います。

 せっかくだからとぐるぐる文庫コーナーをまわっていたら、ずっと気にしていた本が一冊二冊と見つかってしまい、積読本が大量にたまっているのに…と思いながら、買ってきてしまいました。未読の本を一度すべて消化しようと思っているのですが、一度書店に足を踏み入れるとそのまま帰ってくることがなかなかできません。

 今は、「酸素は鏡に映らない」を読んでいます。内容自体はあいかわらずの上遠野ワールド全開なのですが、とにかく装丁が贅沢です。くくりとしては児童書に分類されるミステリーランドシリーズですが、確かにこんな贅沢、大人の本には許されないかもしれません。もし書店で見かけることがあれば、どれでもかまわないのでぜひ一冊、手にとってみてもらいたいシリーズです。執筆陣も豪華なら装丁も贅沢で、こんな本を「あなたのためにつくったんだよ」と差し出してもらえる今のこどもたち、いいなぁ。