おすすめ頂いていた「孤独であるためのレッスン」を、今日読了しました。
私にとって、深くうなずける部分が多い本でした。細かい部分では理解できないところも、納得いかない部分もあったけれど、孤独であることの価値についての話は、私の価値観とよく一致しています。
私は小さいころから周りと同一になることがどうしてもできなくて、基本的に、学校のクラスでは孤立している子どもでした。その状況に陥っている自分をずいぶん苦しく感じたことも、自分は上手に立ち振る舞えない不器用な人間なんだと投げやりに諦めたこともありました。
そんな状態から、周りと馴れ合えない自分につきあう覚悟が決まったのが高校一年のころ、孤独に閉じこもらず、かといって馴れ合うのではなく、きちんと人と相対そうと思ったのが高校三年のころだったと思います。
今では私は、孤独に陥ることよりも、孤独でいられない自分になること、だれかと一緒にいないと居られない人間になってしまうことの方に、強い恐怖感を抱くようになっています。
著者の考えや実体験がつよく表に出ている分、きっと好き嫌いは分かれる本だとは思いますが、文体がやわらかいこともあって、孤独でいることを回避しようとしている人(特に、そんな自分になんとなく罪悪感や違和感がある人)には、面白い経験になる本じゃないかなと思います。
おすすめ、ありがとうございました。自分の考えと照らし合わせつつ、整理しつつ、面白い読書ができました。
私にとって、深くうなずける部分が多い本でした。細かい部分では理解できないところも、納得いかない部分もあったけれど、孤独であることの価値についての話は、私の価値観とよく一致しています。
私は小さいころから周りと同一になることがどうしてもできなくて、基本的に、学校のクラスでは孤立している子どもでした。その状況に陥っている自分をずいぶん苦しく感じたことも、自分は上手に立ち振る舞えない不器用な人間なんだと投げやりに諦めたこともありました。
そんな状態から、周りと馴れ合えない自分につきあう覚悟が決まったのが高校一年のころ、孤独に閉じこもらず、かといって馴れ合うのではなく、きちんと人と相対そうと思ったのが高校三年のころだったと思います。
今では私は、孤独に陥ることよりも、孤独でいられない自分になること、だれかと一緒にいないと居られない人間になってしまうことの方に、強い恐怖感を抱くようになっています。
著者の考えや実体験がつよく表に出ている分、きっと好き嫌いは分かれる本だとは思いますが、文体がやわらかいこともあって、孤独でいることを回避しようとしている人(特に、そんな自分になんとなく罪悪感や違和感がある人)には、面白い経験になる本じゃないかなと思います。
おすすめ、ありがとうございました。自分の考えと照らし合わせつつ、整理しつつ、面白い読書ができました。