メモ
2008.05.08
 「斜陽」を読了しました。
 太宰治と谷崎潤一郎の作品は何冊か買い込んでいて、そのうちの一冊です。この二人は今のうちに読んでおかないと数年後には読む気にならなさそうだなあ、と思って買い込んだのですが、一年以上積読していたあいだに読むタイミングを若干逃してしまった気がします。もっと早く読んでおけばよかった。

 ときおり、はっとすることばやせりふが出てきます。主人公の弟である直治が終盤になって書いた手記に、一番心が動きました。