メモ
2008.05.12
 昨日立ち寄った書店でふと目に付いた「Story Seller」という雑誌を買ってみました。

 目に付いた理由は本多さんですが、買った理由は奥付の企画者のコメントでした。面白い物語を届けよう、という心意気を買った感じです。
 作品を寄せている作家の半数は読んだことがあって、この雑誌に載っている小説の傾向は、今私が読みたい小説とはちがうかなと予想しています。それでも、編集後記のことばに打たれてしまいました。
 「yom yom」も似た系統の雑誌だと思いますが、どちらかというと「Story Seller」の方が同人誌に近い気がします。まだ読んでいないので、なんとなくの感触でしかありませんが。
 楽しみに読もうと思います。

 今は、「鉄塔家族」という本を読んでいます。ずいぶん前に買って、ずっと読む機会をうかがっていました。きっとはずれないだろう、という予感のようなものがあって、だからこそいいタイミングで読みたいなと思っていたのです。
 文体の呼吸の置き方が少し独特で、慣れるまで少し時間がかかりそうです。それでも、まだ第一章も読み終わらないうちから、とてもいい読書になるんじゃないかという確信が生まれだしています。