ずいぶんご無沙汰してしまいました。特別なことは起こっていないのですが、うまく時間をとれずにいます。
「人間失格」をおすすめいただき、ありがとうございます。一年以上前に太宰と谷崎をまとめ買いしたことがあって(まだまだ積読状態ですが)、そのなかに「人間失格」も入っています。おすすめいただいた順番で読んでいるので読み始めるのはかなり先になってしまうと思いますが、どうかお待ちくださいませ。太宰作品のなかでおそらくもっとも有名な作品ですし、とても気になっている小説です。おすすめいただいたことで、ますます楽しみになりました。
「ぼくのキャノン」を読み終えたあとに、「ぼくのキャノン」の内容に触発されるかたちで積読本のなかから「きけ わだつみのこえ」を読み始めました。「ぼくのキャノン」は太平洋戦争の沖縄戦が根底にある小説で、「きけ わだつみのこえ」は戦没学生の手記を集めたものです。
この本には、もちろん編纂者の「こんな風に読んで欲しい」という意図はからんでいると思うので、そのあたりに賛否はあるのかもしれません。けれど、戦後60年以上が経ってからこんなかたちで読まれるという意識のない学生たちの、ありのままの言葉を読むことにこそ、深い意義を感じています。彼らと私の現在の年齢がほぼ同じということも、より現実味を感じる理由かもしれません。
ここ一週間ほどまともに本を読む時間をとれていないのでまだまだ半分ほどですが、たまに、おどろくほど近い考え方をしている人がいます。
推薦でおすすめいただいている「日野啓三自選エッセイ集―魂の光景」ですが、いつも利用しているウェブショップになかなか入荷がないので、地元の書店に取り寄せをお願いしようと思っています。図書館利用も考えましたが、「自分の本棚は私設図書館のようなものだから」という大学の教授の言葉を思い出して、きちんと購入することにしました。ずいぶん時間がかかってしまいましたが、もうしばらくお待ちくださいませ。
メールマガジンを見て気がつきましたが、今月は「yom yom」のvol. 7が出ます。しまった…vol. 6をまだ読んでない、と思ってちょっと愕然。できればvol. 7を手に入れる前に読みたいところです。「きけ わだつみのこえ」が終わらないことには話になりませんが。「きけ わだつみのこえ」は、できれば並行読みはしたくない本です。
あまりのメモの停滞っぷりに、あわてて書くべきことを書きつらねてみました。明日は「ぼくのキャノン」の感想を書きたいところ。ものすごく、いい本だったんです。
「人間失格」をおすすめいただき、ありがとうございます。一年以上前に太宰と谷崎をまとめ買いしたことがあって(まだまだ積読状態ですが)、そのなかに「人間失格」も入っています。おすすめいただいた順番で読んでいるので読み始めるのはかなり先になってしまうと思いますが、どうかお待ちくださいませ。太宰作品のなかでおそらくもっとも有名な作品ですし、とても気になっている小説です。おすすめいただいたことで、ますます楽しみになりました。
「ぼくのキャノン」を読み終えたあとに、「ぼくのキャノン」の内容に触発されるかたちで積読本のなかから「きけ わだつみのこえ」を読み始めました。「ぼくのキャノン」は太平洋戦争の沖縄戦が根底にある小説で、「きけ わだつみのこえ」は戦没学生の手記を集めたものです。
この本には、もちろん編纂者の「こんな風に読んで欲しい」という意図はからんでいると思うので、そのあたりに賛否はあるのかもしれません。けれど、戦後60年以上が経ってからこんなかたちで読まれるという意識のない学生たちの、ありのままの言葉を読むことにこそ、深い意義を感じています。彼らと私の現在の年齢がほぼ同じということも、より現実味を感じる理由かもしれません。
ここ一週間ほどまともに本を読む時間をとれていないのでまだまだ半分ほどですが、たまに、おどろくほど近い考え方をしている人がいます。
推薦でおすすめいただいている「日野啓三自選エッセイ集―魂の光景」ですが、いつも利用しているウェブショップになかなか入荷がないので、地元の書店に取り寄せをお願いしようと思っています。図書館利用も考えましたが、「自分の本棚は私設図書館のようなものだから」という大学の教授の言葉を思い出して、きちんと購入することにしました。ずいぶん時間がかかってしまいましたが、もうしばらくお待ちくださいませ。
メールマガジンを見て気がつきましたが、今月は「yom yom」のvol. 7が出ます。しまった…vol. 6をまだ読んでない、と思ってちょっと愕然。できればvol. 7を手に入れる前に読みたいところです。「きけ わだつみのこえ」が終わらないことには話になりませんが。「きけ わだつみのこえ」は、できれば並行読みはしたくない本です。
あまりのメモの停滞っぷりに、あわてて書くべきことを書きつらねてみました。明日は「ぼくのキャノン」の感想を書きたいところ。ものすごく、いい本だったんです。