おすすめいただいていた「おもいでエマノン」のシリーズを、3冊目の「かりそめエマノン」まで読みました。4冊目の「まろうどエマノン」が残念ながら地域の図書館に蔵書がなく、古本でも見つからないので読むことができなさそうです。
SFは普段読まないジャンルなのですが、あまり抵抗なく読んでしまいました。それぞれのエピソードのなかに登場する人々がそれぞれに懸命で、それを見るエマノンの(もしかしたらひいては作者の)距離があるなかでそれでも見守ろうとする温かさが、どのエピソードにも漂っていたように思います。だから、それほどジャンルを気にせず読めたのかもしれません。
個人的には、「さすらいエマノン」に収録されていた「さすらいビヒモス」が不思議なほど印象的です。種のなかで最後の一匹になるということ。途方もないその現実を目の前にあることとしてただ受け入れてしまうという生物としての冷静な強さは、象という思慮深い生き物だから現実感が生まれたのかなと思います。
機会があれば、「まろうどエマノン」も読んでみたいなと思います。古本を探す以外の方法が今のところなさそうなのが残念ですが…。
おすすめ、ありがとうございました。
そして、推薦で新たに「闇の展覧会」をおすすめいただき、ありがとうございます。映画「ミスト」の原作が収録されているんですね。スティーブン・キングは高校時代に「スタンド・バイ・ミー」を読んで以来です。もちろんほかの作者のものも含めて、楽しもうと思います。
今はyom yomのvol. 8を読んでいます。浅田次郎さんの「読むこと書くこと」というエッセイに共感です。いくつになっても、こうやって本を読んでいたいなあとしみじみしました。
SFは普段読まないジャンルなのですが、あまり抵抗なく読んでしまいました。それぞれのエピソードのなかに登場する人々がそれぞれに懸命で、それを見るエマノンの(もしかしたらひいては作者の)距離があるなかでそれでも見守ろうとする温かさが、どのエピソードにも漂っていたように思います。だから、それほどジャンルを気にせず読めたのかもしれません。
個人的には、「さすらいエマノン」に収録されていた「さすらいビヒモス」が不思議なほど印象的です。種のなかで最後の一匹になるということ。途方もないその現実を目の前にあることとしてただ受け入れてしまうという生物としての冷静な強さは、象という思慮深い生き物だから現実感が生まれたのかなと思います。
機会があれば、「まろうどエマノン」も読んでみたいなと思います。古本を探す以外の方法が今のところなさそうなのが残念ですが…。
おすすめ、ありがとうございました。
そして、推薦で新たに「闇の展覧会」をおすすめいただき、ありがとうございます。映画「ミスト」の原作が収録されているんですね。スティーブン・キングは高校時代に「スタンド・バイ・ミー」を読んで以来です。もちろんほかの作者のものも含めて、楽しもうと思います。
今はyom yomのvol. 8を読んでいます。浅田次郎さんの「読むこと書くこと」というエッセイに共感です。いくつになっても、こうやって本を読んでいたいなあとしみじみしました。