メモ
2006.10.24
 「コン テ」のネーリとか、「クマとインテリ」のファウストとか、大好きです(笑) なんでしょうね。可愛い人とかヘタレな人とかにどうも反応してしまいます。
 私は普段、BLというジャンルはあまり読まないんですが、やっぱり好きな作家さまが書いたものに関してはそういうジャンル分けは意味がなくなります。見せ方とか、流れとか、雰囲気とか、やはりいいものをつくるなぁ、と惚れ惚れします。
 ところでこれ、ボーイズラブ…とは違うジャンルなんじゃないかなぁと思うのですが。ボーイ…ではないですよね(笑)

 「黒山さんのニオイ」、雰囲気としてはこの話が一番好きです。8ページとか、10ページとか、漫画としては最小の構成のなかにぎゅっと込められるものが好きなのかもしれません。黒山さんみたいなキャラも好きです。人をくったように飄々としてるのはもう、年の功ってことなのか(笑) こういう人がずっと傍観者でいるようなストーリーも、逆に巻き込まれていくのも、楽しくなります。

 一番幸せでいてくれると嬉しいのは、やっぱりファウストですが。
 ブルーノではなく、写真を認めることばを言う、それを通してブルーノに伝える。その、心が通じてる感じが心地いい。