世界の「動物が食肉になる過程」、つまり屠畜(屠殺)をレポする本。
「第一章 韓国」の最後で、食肉文化が日本よりも発達しているにも関わらず屠畜に対して恐怖感や罪悪感の強い韓国に失望し、それでも「地球上、肉をまったく食わない土地はほとんどないのだから、もっと楽しく屠畜するところがどこかにある」と希望を持とうとする著者は、つまり「屠畜に対する罪悪感」を否定しようとしているわけで、ようするに自分の感覚を誰かに肯定されたいだけなんじゃないのかなあと思ってしまう。もしくは、「動物に食べさせてもらってる」現実を「いけないことじゃない」ことにしたい。
本文459ページのうちまだ51ページなので、なんとも言えないけれど。読み物としては面白いけど、勉強にする本じゃないなと。
「第一章 韓国」の最後で、食肉文化が日本よりも発達しているにも関わらず屠畜に対して恐怖感や罪悪感の強い韓国に失望し、それでも「地球上、肉をまったく食わない土地はほとんどないのだから、もっと楽しく屠畜するところがどこかにある」と希望を持とうとする著者は、つまり「屠畜に対する罪悪感」を否定しようとしているわけで、ようするに自分の感覚を誰かに肯定されたいだけなんじゃないのかなあと思ってしまう。もしくは、「動物に食べさせてもらってる」現実を「いけないことじゃない」ことにしたい。
本文459ページのうちまだ51ページなので、なんとも言えないけれど。読み物としては面白いけど、勉強にする本じゃないなと。