メモ
2011.04.11
 『モモ』のおすすめ、ありがとうございます。
 実は、ミヒャエル・エンデは『はてしない物語』の冒頭を少し読んだことがあるくらいで、一冊も読んだことがありません。取りこぼした名作の多い読書生活をしています。

 本当に申し訳ないですが、実際に読み始められるのはしばらく先になってしまいます。
 それまで、単行本サイズで買うか、岩波少年文庫で買うか、ゆっくり迷ってみることにします。
2011.04.05
 推薦にて、様々な本をおすすめ頂きありがとうございます。
 今日『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』を読了し次は『マルテの手記』を読もうと思っていますが、いずれもおすすめ頂いたのは去年の三月。丸一年以上が経ってしまいました。ここ数年遅れがちなこの歩みを、どんなに遅くとも今年中には取り戻さねば、と思っています。

 めったに更新することのないこのメモを、この先もコンテンツとして残して行ったものかどうか、悩んでもいます。もうちょっとこまめに更新すればいいのですが、ちょっとしたことはすべてツイッターにつぶやいてしまうくせがすっかりついてしまいました。

 ここ数日でデザインを若干変え、ようやく居心地よくなりました。どこか見づらい点等ありましたらご指摘くださいませ。

 三日に読了した『雪のひとひら』、読むのが苦痛な本でした。
 女性の女性らしい幸せが描かれています。生を受け、世界に飛び出し、異性に見初められ、結婚し、子を持ち、やがて老いてまたひとりになる。
 女性らしい(あるいは男性らしい)という言葉で乱暴にくくられるものが苦手です。書かれた年代を思えば致し方のないことなのだろうとは思いますが。
 ポール・ギャリコは『ジェニィ』や『猫語の教科書』を読んで好もしい作家だなと思っていたのですが、今回はちょっと相性が合わなかったようです。
2010.12.31
 今年最後の更新として、『獣の奏者』の闘蛇編と王獣編の感想を更新しました。『獣の奏者』シリーズはまだ探求編と完結編、さらに外伝へと続きますが、闘蛇編と王獣編でひとつの物語として完結しているので、ひとまずこの二冊について。
 完結編まで読了したら、また別途感想を書こうと思っています。

 おすすめ頂いた本や映画をたくさん溜め込んだままになり、自分のしたことではありますが、心苦しさの残る年越しになってしまいました。来年中には、おすすめ頂いたものにすぐ取り掛かれるような環境に持って行こうと思っています。
 あまり更新頻度の高いサイトではありませんが、沙々雪へお越し頂きました皆様、ありがとうございます。どうぞ、良いお年をお迎えくださいませ。
2010.12.13
 沙々雪を始めて、今日で五年になります。
 始めた当時は、好きな作者の既読タイトルを挙げただけのサイトでした。感想文などひとつもありませんでした。それが五年のうちに、日記のように感想をぽつぽつと語るようになり、それを一冊ごとにまとめるようになり、映画の感想ブログであった films と併合して本・映画の感想サイトとなりました。
 推薦にておすすめ頂いたタイトルも今年 100 を超えました。

 あまり更新頻度の高いブログでもなく、何かの糧になっているのかわからない文章ばかり書き綴っていいますが、それでもこの五年間、沙々雪は自分のなかでなくてはならない存在であり続けています。
 これからも変遷をたどりつつ、自分の感じたものを文章というかたちで表に現していけたらと思います。
 古くから来てくださっている方、最近いらっしゃった方、そして偶然立ち寄っただけの方にも、心から感謝します。これからも、よければどうぞごひいきに。
2010.10.31
 『千 - 長夜の契』をおすすめ頂き、ありがとうございます。久々のコミックのおすすめ、嬉しいです。近いうちに、買ってみます。

 一昨日の真夜中過ぎに『エディプスの恋人』の感想を書き上げて、ようやく、推薦にておすすめ頂いたなかで「読み終わったもののまだ感想を書いていない本」がなくなりました。ずるずると時間をかけるうちに、本も映画も、おすすめ頂いたものをずいぶん積み上げてしまいました。申し訳ないです。
 それでも、おすすめ下さる方がいることが、現金にもとても嬉しい自分もいます。

 これからは、おすすめ頂いた本や映画を読んで、観て、その後時間を置かずにすぐに感想を書いていくことにしようと肝に銘じています。
 よろしければ、どうぞこれからもお付き合い下さいませ。