6 月 9 日(日)に開催されたブックカーニバル in カマクラの一箱古本市に行って来ました。ブックカーニバル自体は本にまつわる方々のトークイベント「本談会」やおはなし会なども開催していたのですが、時間がなく一箱古本市を回っただけになってしまいました。
会場は六地蔵から長谷までの間に三箇所です。さくさく歩けば 15 分程度の距離なんですが、鎌倉は魅力あるお店が多いので、何度も行ったことのある私は一箱古本市だけを目当てにずんずん歩きましたが初めて来た方はあちこち寄り道したくなると思います。
第 1 会場の由比ガ浜公会堂では一箱古本市とおはなし会、第 2 会場の長谷公会堂では一箱古本市、第 3 会場の古民家スタジオ・イシワタリでは「本談会」を開催していました。
買ってきた本を中心に、以下つらつらと、買った順に感想です。
会場は六地蔵から長谷までの間に三箇所です。さくさく歩けば 15 分程度の距離なんですが、鎌倉は魅力あるお店が多いので、何度も行ったことのある私は一箱古本市だけを目当てにずんずん歩きましたが初めて来た方はあちこち寄り道したくなると思います。
第 1 会場の由比ガ浜公会堂では一箱古本市とおはなし会、第 2 会場の長谷公会堂では一箱古本市、第 3 会場の古民家スタジオ・イシワタリでは「本談会」を開催していました。
買ってきた本を中心に、以下つらつらと、買った順に感想です。
第 2 会場 長谷公会堂出店者 (ブックカーニバル in カマクラ公式サイトへリンク)

絵本を買うとポストカードをプレゼントとのことで、3 種類あったなかから 1 枚選んだ。さらに名刺もくださって、「糸がほつれたりしたら直しますので」とのこと。
「『ライフ』っていう雑誌の写真を集めたものなんですよ」と店主さんに声をかけていただいて、そのまま購入。はさんでもらったしおり型ショップカードが愉快。「バリエン」と書かれた右肩にいるのは、すんごい笑顔のバレリーナ。

購入したら、相席で出店されてる北極書店さんの小冊子(写真左)もあわせて袋にいれて下さった。

沖縄で 100 年近く生きてきたおばぁとおじぃの作るごはんのこと、そして暮らしのこと。写真もたっぷりで、おばあちゃんっ子の友人に見せたら「ちょっと泣けてきた」と。


現在 vol.13 まで出ている。ゆっくり全冊集めたくなる魅力にあふれたシリーズ。

表紙にいろいろ写り込んでいますが、気にせず。左上の赤ぽちは値札シールで、赤=500 円。



第 1 会場 由比ガ浜公会堂出店者 (ブックカーニバル in カマクラ公式サイトへリンク)

今振り返ると、おふたりの雰囲気に誘われて、この女性の横顔が表紙の一冊を読みたいと思ったのかもしれない。

かごのなかに 6、7 冊用意されたなかで「紀伊半島を六か月にわたって廻ってみる事にした。」という書き出しの本を購入。同じ書き出しの本がまた闇鍋本として出ることはないだろうと思うのでネタばらしすると、中上健次の『紀州 木の国・根の国物語』だった。
つい最近沙々雪でおすすめしてもらって初めて知って読んで、読んだから目にとまるようになったのかツイッターでも不忍ブックストリートで買った雑誌でも最近やたらと名前を見かける中上健次。ここでも出会ってしまった。こういうことがあると思わずにへらっとしてしまう。
自分が物色を始めたら右から左から闇鍋本に手を伸ばす人が現れて、ちょっと楽しかった。

「かつら」というのは店主さんの飼い犬だそうで、真っ黄色の表紙に楽しい絵の「かつら領域」。けど表紙には「かつら、ボストンテリアの最長寿領域 15 歳の大往生を記念す」と書いてあった。
ふ、とせつなくなって、でも 2 冊を並べると「夢の中のセバスティアン」の繊細ではかない雰囲気と「かつら領域」のぐいぐ前に出てくる感じのギャップに結局笑ってしまった。
あと、私が「夢の中のセバスティアン」を選んでいる横で店主さんが『ヴァルーナ』という小説を熱心に他のお客さんに薦めていて、こっそり一緒に聞いていた私もものすごく読みたくなってしまったのだけど、結局『ヴァルーナ』はそのお客さんがお買い上げに。私は別ルートで手に入れることにする。

22 歳で北極点から南極点までを人力で踏破した著者のエッセイ。タイトルにガンとやられてしまって、ろくすっぽ中身も見ないまま買ってしまった。でも、いい本との出会いなんてそんなものだとも思う。
ちなみにここはどんぐり書房さんと駄々猫舎さんの合同出店だったんですが、駄々猫さんの店主さんが書いたブックカーニバル in カマクラの感想が端的で的確で読み応えあり。

友人はこの本を知っていて「大判のやつがあんだよね、欲しいんだけど高くて手がでなかったんだよね」と。
これが図鑑サイズになったらさぞ圧巻だろうな。ごった煮、ぐちゃぐちゃ、きれいもきたないもぜんぶこのなか。まさに宇宙。

この 4 枚ください、と言ったら手作りの「新聞バッグ」に入れて渡して下さった。全部紙、なのに紙袋というより確かにバッグ。柄はキャンベルのスープ缶。めちゃくちゃ手の込んだつくりをしていて、包装紙は基本的に廃棄の私もこれは捨てられない。
「俳句のススメ」という、この俳句を作った男の小さな略歴も載った A4 いち枚を折った小冊子も頂いた。

ようするに A to Z で動物を選んで描いた典型的な ABC 絵本なのだけど、この絵がとにかくかわいくかつかっこいい。しかも布装幀。値段を探したら本日一番の高値だったけれど、返せるはずもなくそのまま購入。大満足。動物には弱い。
全体の印象として、自分の読んだ本を持ってきている店主さんより自分で ZINE や冊子などを制作している方がすごく多いなと感じました。購入には至りませんでしたが、豆本もあちこちのお店で見かけました。
ツイッターでもつぶやいたことですが、ゴールデンウィークに行った不忍ブックストリートの一箱古本市と比べると「不忍ブックストリートの店主さんたちはアマチュア読書家のプロという感じ、ブックカーニバル in カマクラの店主さんたちは本作りのセミプロという感じ」。
品物を買うとオリジナルの紙袋に入れていただくことがすごく多かったし、店舗カードや名刺を持ってらっしゃる店主さんも多かった。ただの本読みが今日だけ古本店店主、ではなくて、書店なりなんなりどこかに活動拠点を持っている人が今日はここに出張してきたよ、というのが多かったように思います。
本好きはもちろん、雑貨好きの人が歩いてもきっと楽しいんじゃないでしょうか。
個人的な反省点としては、午後になってから会場に到着したので「全部の箱をちゃんと回りきれるだろうか」という不安が先に立ってせかせかしてしまって、ゆっくり店主さんと話す余裕を持てなかったところ。
一箱古本市は店主さんと話してなんぼだと思うので、買ってきたもの全部気に入ってはいますが買ったことにまつわる思い出をいまいち持ち帰ってこれなかったのがとても心残りです。
次回があるならその時はもっとゆっくり時間を取って店主さんと話をして、もちろん一箱古本市以外のイベントや拠点にも回って、カーニバルをよりカーニバルっぽく楽しみたいと思います。今回はほんと「お買い物」になってしまったので。一箱古本市以外のイベントも楽しそうだったんですよ。
ずいぶん長く書いてしまって、読んでくださった方はいるのかしら……と不安になりつつ、ブックカーニバル in カマクラの感想でした。
鎌倉は楽しいところで、しかも何度行っても飽きないところです。みなさまぜひ。

なんの気なしにもらったり手にとったりしただけでこの量なので、きちんと探して持ち帰ればきっとすごい量になるはずです。これも来年の楽しみになりそう。