土曜日に、バイト先の近くの書店にて「十一月の扉」を買ってきました。十二国記はするすると読み進めてしまうので、あさってくらいには読み始められるかもしれません。とはいえ、今週は予定がいろいろとつまっていてさだかではないのですが…。ゆったり楽しみたいと思える小説なので、時間をきちんととって読みたいと思います。
「十一月の扉」をおすすめいただいて、ありがとうございます。今読んでいる十二国記シリーズを読み終えたら、読もうと思います。今日、地元の書店に行ってきたのですが見つからず…だったので、明日大学へ行く途中で探してこようと思います。
大崎善生さんというのは気になっている作家のひとりなんですが(既読本は「パイロットフィッシュ」のみですが、出ているタイトルのほとんどが読んでみたいと思わせる)、昨日友人との待ち合わせの時間つぶしに書店をのぞいたこところ、「アジアンタムブルー」が映画化されるということで、映画版の表紙になって平積みにされているのを発見しました。
…ということで、今日いそいで別の書店で以前の表紙のものを買ってきました。映画の写真が表紙になるのってどうしても苦手なんです。私は映像化に関しては原作至上主義なところがあって、映像化に反対するわけではないけれど、やっぱり原作小説ありきなんです。表紙に映画の写真を使われてしまうと、小説の映画化でなく映画のノベライズに感じてしまって、どうにも違和感がぬぐえない。ということで、映画版の表紙がどこまで普及するかわからないですが、早めに買っておくことにしました。もともとこの「アジアンタムブルー」の表紙が好きだったこともあって。
初めて読んだときもそうでしたが、十二国記はどんどん読み進めてしまいます。やっぱり陽子が好きです。ヨウコでなくヨウシと読むくせがすっかりついてしまっていましたが。楽俊と出会ってからが好き。このふたりは、一番好きなコンビかもしれません。
先月の末ごろにインターネット上の篆刻はんこ屋さんに蔵書印の作成をお願いしていました。デザインのやりとりを数回繰り返し、納得して彫り始めて頂いたのが今月の6日。
昨日手元に届いて、今日初めて蔵書印を捺しました。
蔵書印が欲しいな、と初めて思ったのは実は数ヶ月以上まえで(具体的に調べたのは、であって漠然とはずいぶん長いこと考えていました)、そのときは、本にインクをつけるというのが「汚す」という感覚とつながってしまってやめにしたのです(本に書き込みをするのが出来ないたちです。小さいころはよくやってましたが)。
が、今回改めて調べてみて、やっぱり欲しいなぁ…ということで、思い切ってお願いしたわけです。
実際に捺してみると予想以上に満足感があって、ちょっとびっくりしました。私はもちろん本を通して知る世界や物語が好きなわけですが、それと同時に「本」というもの自体にも思い入れがあります。そういう方には、蔵書印っておすすめです。おすすめしても仕方ない気もしますが…。
ちょっとした贅沢ですが、こういう心地いい贅沢は大好きです。