メモ
2006.10.03
 唐突ですが、「おおきく振りかぶって」に大ハマリしてます。ずーっと長いこと知っていて、本屋でバイトしていたころ、休憩時間にちらっと読んだりもしていたのですが、その時は短い時間で、野球の知識もないところに飲み込もうとしてよくわからないまま。
 この間、時間つぶしに古本屋に立ち寄ったとき、ふと目に付いてじっくり読んでみて…あっさり、さっくり、ハマりました。ここ半月くらい、本棚整理のためにかなりの量のコミックを古本屋に持ち込んでいたのですが、せっかく空けたスペースに「おおきく振りかぶって」既刊の6巻までがおさまりました(笑)
 なんどもなんども読み返し、ようやく西浦の選手の名前が全員、頭に入りました。みんな大好きですが、榛名が好きです。けど、榛名が主人公だったらコミックを買うまでは好きにならなかっただろうな、とも思う。主人公を一番好きになれるコミックしか、私は本当に好きにはなれないようで…やっぱり、三橋が、いいなぁと思うのです。
 7巻、いつごろ出るんでしょう。楽しみです。
(きらっきらしててキレイな漫画だと思います。でも、ひぐちさんはどろどろしたものもきっちり描かれるという話も聞きます。だからこそ、このきらっきらに意味が出てくるんだろうな)

 「吾輩は猫である」、読んでます。なんというか、面白いという表現以外が出てこないです(笑)
 夏目漱石の名前の由来を知ったのは「名探偵コナン」だったりするんですが、なんてピッタリな名前をつけたものかと思います。
 ところで、吾輩と苦沙弥先生、似ていますよね?
2006.09.28
 注文していた「未完成―住宅顕信句集」が、書店に着いたようなので、明日にでも取りにいってこようと思います。

 今読んでいる「吾輩は猫である」、実はじりじりとしか進んでいません。夏目漱石は、できるだけ一気に読み進めたいため、逆に五分や十分しか時間がとれないときは読みにくく…。自分ペースで楽しませていただいてます。
 猫っていいですね。人の身であるのがむなしく思えるほど、彼の視線は楽しそうだ。
2006.09.25
 「吾輩は猫である」、少しずつ読み進めています。今までに読んだことがあったのが「門」と「こころ」だけだったため、「ああ、こんな小説も書くんだ」という思いです。これは、多才と言えばいいのか。こうるさいことを考えず、すべてまかせっきりにしてゆったりと楽しんでいます。

 「未完成―住宅顕信句集」、今日書店で注文してきました。問屋に在庫がなく出版社からの取り寄せで、十日前後かかるとのこと。それまで、ゆっくり「我輩は猫である」を楽しもうと思います。

 以下、私信
 23日にメールを下さった方、ありがとうございました! せっかくおすすめいただいたからには、やっぱり何かしらのお返しをしたいなぁと思っているのです。私の感想を楽しみにしていただけるとなると、嬉しいかぎりです^^ このメモでは、基本的にどんな本を読んでいてもある程度は感想を書いていくつもりですが、おすすめしてもらった本に関しては、より丁寧に書いていこうと思います。またおすすめの本があれば、ご紹介くださいませ!
2006.09.22
 大きな本棚を手に入れるのがちょっとした夢だったりします。いま本をしまっているのは部屋に作りつけの飾り棚なのですが、奥行きが深すぎて、二段置きになってしまうのです。見えない本があるのは、どうしても気になるもので…。すぐには買えないのを承知の上で、ネットでふらふら探してみました。そこで見つけたのが、1cmピッチ文庫本ラック。見れば見るほど機能的。書棚専門サイト、というのもまた素敵。一人暮らしでもすることになったら、ぜひ手に入れたい一品です。

 「吾輩は猫である」、読み始めました。いいですね。夏目漱石の文はいいです。不朽の作家だと、あらためて感じます。
2006.09.21
 「ひかりをすくう」、読了いたしました。「流れ星が消えないうちに」も含めて、橋本さんは、生きるということを書きたくて、小説を綴っているのではないかと、感じます。
 男女、星、からみつく過去、ありふれている真剣な苦しみ、進むこと、変わってゆくこと。ありきたり、な題材かもしれません。でも、確かに生そのものであるものたちです。ないがしろには決してできないものたちです。だから、橋本さんは、何度も、何度も、繰り返すんでしょうか。時間は流れていく。歩かなきゃいけない。私は生きていくのだから。
 時間をかけるということに、きっと価値はあるはずだと、信じたくなる物語です。