メモ
2007.03.12
 「草の竪琴」をおすすめいただき、ありがとうございます。カポーティは、以前「冷血」を読んだきりなのですが、「冷血」はカポーティの作品のなかでは異色であったように思うので、「草の竪琴」はまた違った気持ちで読んでみたいと思います。
 外国作品は、興味はあるもののなかなか手に取る機会がないので、おすすめいただけると嬉しいです。

 そして、「大地の子 (ニ)」を読み終えました。巻数としては折り返し地点ですが、物語はまだまだこれからだと感じています。運命と呼ぶしかないような流れのなか、一心がどう変わり、なにを選ぶのか、じっと追っていきたいと思います。
2007.03.09
 「永遠の森―博物館惑星」をおすすめいただき、ありがとうございます。早川書房の小説はなかなか読む機会がなかったのですが、気になるものが多かったので、これをきっかけにいろいろと読んでみたいです(とはいえそのまえに買いためた本がたくさんあるのですが…)。

 そして、「永遠の森」の前におすすめいただいた本が文字化けしてしまっているのですが、どうも携帯電話のGoogle経由で投稿すると文字化けするようです。もしここをご覧になっていましたら、半角英数字なら文字化けせずに投稿できるので、お手数ですがローマ字でもう一度送っていただけると嬉しいです。
2007.03.08
 6日から旅行に出ていたため本を読む時間をとれず、今はまだ「大地の子 (ニ)」のなかばを過ぎたあたりです。
 陸一心を追っていた物語が次第に広がり、中国や日本という国々が、舞台としてでなく登場人物のように生きてきています。身につまされながら読みすすめています。
2007.03.02
 「大地の子」、ぐいぐい読みすすめています。今は一巻のちょうど半分、「六章 労働改造所」に入ったところ。ライトノベルの軽い文体をずっと読み続けていたので、ずっしりした手ごたえが逆に心地よいです。
 歴史に関しては浅薄な知識しかない私は、歴史背景だけでもと思ってインターネットで調べてから、本格的に読み始めました。こういうとき、社会科の授業は真面目に受けておくべきだったといつも後悔します。
 楽しい、と一言でくくれる小説ではないのですが、じっくり読みすすめていきたいと思います。
2007.03.01
 昨日の書ききれなかった話の続きです。

 書店にて、昨日「yom yom」のVol.2を買ってきました。これは、今おすすめいただいてる本をすべて読みきって、その後「家守綺譚」を読んで「yom yom Vol.1」の読み残しを消化したら、手をつけようと思っています(「yom yom Vol.1」読み残しの話は、1/20のメモ にて)。
 ふたつ、みっつ記事を拾い読みしましたが、今回も楽しそう。

 さらに、店頭で「ロリヰタ。」の文庫版を発見し、その装丁の綺麗さに感激しました。レーベルを確認すると、新潮文庫。さすが新潮! と、大いに納得しました。
 基本的には文庫派のわたしですが、どうしてもハードカバーを譲れないときもあります。それはやはり、デザインに左右されてのこと。嶽本野ばらの本はその典型のひとつでした。
 というのも、「鱗姫」を筆頭に、今までの嶽本野ばらの文庫本の装丁はあまりに気に喰わないものばかりだったからです。ハードカバー版だとこんなに素敵なのに文庫だとどうして…と、疑問に思うくらい。
 嶽本野ばらの小説の性格を考えると、なおさら気に入らない装丁の本を買いたくない。デザインにはどうしてもこだわりたい。ということで、嶽本野ばらの本はすべてハードカバーで集める気でいました。
 そんな中で、「ロリヰタ。」文庫版のハードカバーに優るとも劣らない表紙を見て、本気で感激したのです。調べてみると、「シシリエンヌ」も新潮社から出していました。こちらもかなり気になっていた小説なので、文庫化を楽しみにできそうです。
 やっぱり、せっかくなら満足のいく装丁で手元に置きたいと思ってしまいます。